疑問その1
やきとりの串って
外して食べてもいいの!?
記事更新日
2022.07.26
山口県長門市は、人口1万人あたりのやきとり店舗数が日本トップクラスを誇るやきとりのまちです。
長門市のスーパーには、焼く前のやきとりが店頭に並び、皆さん自宅で自ら焼くというほど、地域に根付いている食です。
他の地域では味わえない長門流のやきとり。その魅力を存分にお伝えします!!
長門流やきとり、どう食べるのが一番おいしいの?
「やきとりの疑問」を長門市のやきとり屋さんに直撃!
疑問その1
やきとりの串って
外して食べてもいいの!?
疑問その2
オススメの食べる順番は?
疑問その3
やきとりってどんな種類があるの?
疑問その4
どうやったら美味しいやきとりが
焼けるの?
ながとのやきとりは「塩」が基本!
鶏の各部位、豚の三枚肉、野菜などを使ういわゆる“串焼きスタイル”です
特徴その1
ガーリックパウダーと
一味・七味唐辛子
市内のやきとり店にはガーリックパウダーと一味・七味唐辛子が置かれているところもあり、好みに応じてかけて食べる。長門市の特産品である長門ゆずきちで作られたゆずきちこしょうがおいてあるお店も。
特徴その2
玉ねぎとちぎりキャベツ
やきとりといえば、“長ネギ(ねぎま)”のイメージですが、ながとでは“玉ねぎ”が使われます。歴史的な理由は定かではありませんが、ながとのやきとり屋さんによると「長ネギに比べると水分量が多いため焦げにくく、肉の焼け具合を計るのにちょうどいい」と、実用的な理由があるそうです。
また、ながとではやきとりと一緒にちぎりキャベツも提供されます。やきとりと同時に、もしくは箸休めに、お好みのスタイルでどうぞ!
特徴その3
お刺身や干物
市内のやきとり店は地元の新鮮な魚の刺身や干物など海産物のメニューも揃えています!
特に平太郎(オキヒイラギ)や金太郎(ヒメジ)、のどぐろ(アカムツ)と言った、日本海に面した長門市ならではのお魚を食べることができます。
理由その1
「深川養鶏農業協同組合」の存在
長門市にやきとり店が多い要因としては、西日本有数のブロイラー生産量を誇る全国的にも珍しい養鶏専門の協同組合「深川養鶏農業協同組合」の存在があげられます。もともと長門市は昔から蒲鉾生産が盛んで、鶏のえさとなる魚のアラが安く潤沢に手に入るという環境も手伝って、この地で養鶏業が盛んになったと言われています。
理由その2
「長州どり」と「長州黒かしわ」
「深川養鶏農業協同組合」の銘柄鶏である「長州どり」や山口県産オリジナル地鶏「長州黒かしわ」など新鮮な鶏肉が手に入りやすく、いつでも新鮮な鶏肉を下すことができます。
「長州黒かしわ」は、天然記念物指定の「黒柏鶏」を元に、肉用鶏として、経済性・食味の良さにこだわり誕生した山口県産オリジナル地鶏。主に長門市で生産されています。
【特徴】
美味しさと手軽さをバランスさせた長州地どり。餌には、抗生物質や合成抗菌剤を使用せず、地元産の飼料米や3種類のハーブが与えられています。
【特徴】
やきとり以外にも、朝獲れ新鮮な鶏肉を使った鶏グルメを堪能できます。長門市職員自主研究グル―プ「チームNGT」が開発した「ながとりめん」もそのひとつ!長州どりのもも肉を使った鶏のチャーシュー、豚骨をいっさい使わず、鶏ガラと魚介を合わせたスープが特徴です。
やきとりのまちということで、やきとりに関するイベントも毎年開催しています!
『全国やきとリンピックin長門』や『西日本やきとり祭りin長門』では各地の有名やきとり店がながとに集結!