記事更新日:
2019.10.01
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
9月29日(日)、仙崎漁港魚市場で開催された「ながとお魚まつり」では、鮮魚販売や魚の詰め放題、マグロの実演解体や魚のつかみ取りなど、さまざまな催しが企画され、多くの人でにぎわいました。
この日、特設ステージで行われたオープニングセレモニーの中で紹介されたのは、「幻の高級魚」と呼ばれる「キジハタ」。
「アカミズ」「アコウ」とも呼ばれ、山口県内では萩・長門・下関・周南地区で漁獲されるハタ科の魚、キジハタ。7月から10月が漁の最盛期であり、その上品な味から「冬のフグ、夏のアコウ」と言われ市場価値は高いものの、全国的に水揚げ量が少ないことが「幻の高級魚」と呼ばれる理由です。
長門市では、山口県と連携して種苗放流を実施しているほか、資源管理のため30cm未満の漁獲を禁止しています。また、県内で水揚げされた30cm以上のキジハタは「山口県産キジハタ」として「やまぐちブランド」にも登録されています。
このたび、より多くの方に味わっていただくため、長門市・萩市・阿武町では10月の1ヶ月間限定で「きじはたフェア」を開催。市内では、道の駅センザキッチンでの試食PRや、飲食店での特別メニューの提供が予定されています。
9月30日(月)には、道の駅センザキッチンの「お食事処 仙崎本丸」で報道機関に向けた試食会が行われました。同店では2種類の特別メニューが用意され、キジハタの刺身・炙り・漬けが盛られた「三色丼」と、刺身を使った「カルパッチョ」が振る舞われました。
キジハタの特長を聞きながら試食した参加者は、「もちもちとした食感で上品な味」「刺身と炙りではまた味わいが違う」などと感想を話しながら味わっていました。
10月4日(金)は、道の駅センザキッチンで試食PRが行われます。
ぷりぷりとした味わい深い白身を、この機会にぜひ味わってみてください。
【日時】2019年10月4日(金) 11:00〜 ※試食がなくなり次第終了
【場所】道の駅センザキッチン直売所内「四代目大小」
10月の1ヶ月間限定で、市内4店舗の飲食店ではキジハタを使った特別メニューが提供されます。詳細や写真はパンフレットからご覧ください。