記事更新日:
2019.10.06
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
10月6日(日)、仙崎みすゞ通りを仮装した参加者が練り歩く「ながとハロウィン2019」が開催されました。
道の駅センザキッチンの直売所棟がオープンした2017年10月に初開催され、今年で3年目を迎えた本イベント。主催は市内在住・在勤の20代を中心に構成された地域団体「ぼくらの長門」、スタッフも仮装して約300人の参加者を出迎えました。
金子みすゞ記念館や、みすゞ通りにある商店など、パレード中に足をとめた子どもたちは「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないといたずらするぞ)」の声を響かせます。
軒先で出迎えた地域の皆さんは、笑顔でお菓子をプレゼントしていました。
パレードのゴール地点となる道の駅センザキッチンには、この日限定の縁日ブースやステージを設置。
受付でリストバンドをもらった参加者は、無料で遊べるこのブース。
スタッフと話を交わしながら射的や輪投げを楽しんだ後は、ポップコーンやフランクフルトなどの露店グルメを味わいます。
ブースに並んでいる間は、司会者や実行委員長がマイクを手に参加者へインタビュー。
今年も長門市内だけでなく、県内のさまざまな市町からお越しいただきました。
雨が降りはじめた午後からは、観光案内所YUKUTE前のステージで「仮装コンテスト」を開催。
17組がエントリーし、順番にステージに上がってインタビューに答えます。
この日、エントリーした9割は子どもたち。
手作りの衣装や小物、自慢のメイクなど、親子で一緒に準備を進めてきたそうです。
中には、衣装の制作に1ヶ月近くかかったという親子も。
顔は見えなくとも、声だけで制作にかけてきた情熱が伝わり、ステージを眺める子どもたちも驚いた表情を浮かべていました。
最後は投票で5組の入賞者を決定し、ふぐ刺しセットや市内飲食店のお食事券などを贈呈。
1位は友人同士9名でエントリーした皆さんに決定し、発表の瞬間には大きな歓声が上がりました。
コンテストの合間には、ステージ周辺で流れた音楽に合わせて、子どもたちが踊り出す場面も。
さまざまな仮装でパレードや縁日、ステージを楽しみ、参加者はハロウィン一色の時間を満喫しました。
長門市の交通や観光の拠点である道の駅センザキッチンは、こうしてイベント会場や交流の場としても親しまれています。今日は「ハロウィンだ」と足を止める観光客の皆さんも多く、この場所に鮮やかなにぎわいが生まれた1日となりました。