記事更新日:
2019.10.07
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
10月4日(金)、長門市しごとセンターで、長門市シティプロモーション部「てとてとながと」の発足式が行われました。これは市民が中心となって、本市の魅力をSNSを通じて世界に発信する「大人の部活動」のような取組です。
第1期生となるのは、年代も職業もバラバラな17人。この日はまず任命書が手渡され、1人ずつ自己紹介を行いました。
写真撮影が好きだったり、何かを伝えたいという気持ちは人一倍だったり、そんな皆さんの思いを後押ししようと、この日は写真と文章のスキルアップ講座も行われました。
まずは、広島のライフスタイル情報誌「FLAG!」の編集を手がける堀友良平さんから、同じSNSでも異なるTwitter・Facebook・Instagramの特徴、より多くの人に情報を届ける文章やハッシュタグのコツなどを教わります。
もともとすべてのSNSを利用しているという部員も、「ここまでは考えたことがなかった」と驚いている様子でした。
その後は、広島を拠点に活動するカメラマンの中野章子さんへバトンタッチ。
スマートフォンでの撮影をテーマに、より実践的な技術を学ぶ講座です。
被写体として、道の駅センザキッチンで販売されている「長門ゆずきちサイダー」を1人1本ずつ配布。
イスに座ったままの撮影を通して、明るさの補正や、より背景をぼかした仕上がりにする方法など、基本的なカメラ機能の使い方を学びました。
操作に慣れた後は、より映える写真を撮影するために大事な「構図」を学ぶ時間。
サイダーだけでなく、部員同士で撮り合っては、中野さんからアドバイスをいただきます。
課題の自由度が上がるにつれて、どう撮ろうか考える時間も多くなる部員の皆さん。
その中で「良いですね」と講師からの感想をいただくと、「やった!」と笑顔が弾けます。
また翌日には、仙崎地区でフィールドワークが行われ、部員の皆さんは道の駅センザキッチンを中心に学んだばかりのコツを実践しました。
今後、「てとてとながと」では、SNS(Facebook・Instagram)の共通アカウントを使用して、風景や食、暮らしぶりや人など、長門市の魅力を発信していくとのこと。ぜひフォローしていただき、さまざまな視点で切り取られた長門市をお楽しみください。