記事更新日:
2019.10.10
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
10月6日(日)から、長門市を拠点に合宿中の自転車ロードレースチーム「シマノレーシング」。
同チームは、今年の「全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」優勝の入部正太朗選手を輩出するなど、日本の自転車競技をリードするチームで、11月23日(土)に本市で開催されるサイクリングイベント「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台」にもゲストライダーとしてお越しいただくことが決定しています。
最終日となった10日(木)には、市内のやきとり店「焼とりや ちくぜん総本店」に立ち寄り、自身の手でやきとりを焼いて味わう体験に挑戦しました。
今夏に開催した体験観光プログラム「ナガトリップ2019」にも盛り込まれたこの体験。ただ味わうだけでなく、シンプルだからこそ難しく、奥が深い職人の技を間近で見ることができるプログラムです。
まずは「串打ち」と呼ばれる、鶏肉を串に刺す工程から。
それぞれ打ち方も異なる、もも・かわ・せせり・砂ずりの4本を楽しそうに仕上げていました。
長門市のやきとりは、新鮮な鶏肉を塩で味わうスタイル。
職人気分で塩を振って、実際に店舗で使われている焼き台の前に立ち、炭火で焼き上げます。
焼きたてを味わった皆さんからは、「お肉がやわらかい」「帰ってからも自分で串を打ってみたい」などの声が上がり、とても好評だった様子。また長門市で合宿をする際には、このやきとりを食べに来ます、と笑顔で話されていました。
午後には、深川中学校の体育館を会場に、同校の2年生を対象にした「自転車体験交流会」が行われました。
まずは野寺監督から選手や競技の紹介があり、「世界3大スポーツイベントって知ってる?」と生徒に質問。オリンピック・サッカーワールドカップに並ぶもう1つは「ツール・ド・フランス」で、世界的にも人気の高いスポーツが自転車競技だと話しました。
「シマノレーシング」は長距離を走るロードレースチーム。年間50レースに挑み、数百キロというコースを時速40〜50kmで走り続けると聞き、自転車競技をあまり知らない生徒も驚いた様子でした。
続いては、トラック競技で活躍する一丸尚伍選手のスピードを間近で体感。ローラーの上で、瞬間的に時速100kmに近いスピードを出す一丸選手に「すごい」の声が広がりました。
その後は3グループに分かれて、自由交流の時間。
まずは、自転車の車体の特徴が説明されました。
普段、生徒の皆さんが使っている自転車とは、材質も形状も何もかもが違う選手のロードバイク。
タイヤ1つを持ってみても、「軽っ!」と笑みがこぼれます。
最後は、実際にロードバイクにまたがり、選手になった気分で漕ぐ体験も。選手の皆さんから乗り方や漕ぎ方のコツを教わりながら、貴重な時間を楽しみました。
生徒の皆さんがロードバイクに夢中になった頃にチャイムが鳴り、50分の授業はあっという間に終了。
一言ずつ選手の皆さんから感想が述べられ、「今日をきっかけに、ロードバイクに興味を持ってもらえれば」と締めくくられました。
過去最多となる460名のエントリーをいただき、11月23日(土)に開催するサイクリングイベント「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台」では、大会ゲストとして「シマノレーシング」から野寺秀徳監督、一丸尚伍選手、湊諒選手、黒枝咲哉選手、中井唯晶選手にお越しいただくことが決定しました。