記事更新日:
2019.12.13
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
この秋、長門湯本温泉の「玉仙閣」の2つの客室がリニューアルされ、テラスとつながった新しい空間「terrace111」「terrace112」として生まれ変わりました。
地元産の木材をふんだんに使用したフローリングは、素足で歩きたくなるような肌触りと、落ち着いた香りで宿泊者を出迎えます。グレーのシンプルな壁も、日常と切り離されたような、特別感のある空間を演出していました。
こちらの設計を担当したのは、長門湯本温泉に2020年3月開業の温泉施設「恩湯(おんとう)」のデザインを手掛ける岡昇平さん。「木と過ごす。」をテーマに、フローリングやテラス、家具にもこだわったつくりになっているとのことです。
部屋の奥にある大きな窓の向こうには、客室名の由来にもなった専用テラスが。ちょっと外に出て四季の風を感じたり、秋には紅葉を独り占めしたり。客室からそのままテラスへ続くような開放的な空間で、のんびりとくつろぐことができます。
女性の室内着は「FOG LINEN WORK」の2種類のワンピース、アメニティも充実しています。大人の休日を、シンプルながらおしゃれなものに高めてくれるアイテムです。
「terrace」の宿泊プランは1泊2食付き、朝食はお部屋でいただくこともできます(和食をご希望の場合は、朝食会場にて対応)。バスケットに入れて運ばれてきたのは、ベーグルやヨーグルトに、温かいコーヒー(もしくは紅茶)です。
天気の良い日は、テラスにテーブルを出すこともでき、空を眺めながら優雅に朝の時間を楽しめます。
さらに、客室に備え付けられたコーヒーは、長門市俵山地区の自家焙煎コーヒー店「Coffee&Roaster Yama」のオリジナルブレンド。深煎りのビターな味わいが、癒しの時間に彩りを添えてくれるようでした。
いよいよ来年春、長門湯本温泉は生まれ変わります。
そぞろ歩きが楽しめる温泉街で、より訪れた皆さんに滞在時間を楽しんでもらおうと、こうして各所で新しい取組が進められています。長門湯本温泉の描く未来に、今後もぜひご期待ください。
【客室概要】
terrace111(テラス111):広さ33㎡(ステップフロアあり)+専用テラス
terrace112(テラス112):広さ33㎡+専用テラス
【宿泊料金】両部屋ともに1名につき1泊2食付き20,000円(税別) ※小学生以下は宿泊不可
【詳細はこちら】「玉仙閣」公式ウェブサイト