記事更新日:
2020.12.07
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
現在、ながと歴史民俗資料室にて、企画展「ながと大内湯けむり街道」が開催されています。
こちらの企画展では、国経済連合会・国土交通省中国地方地方整備局が推進する夢街道ルネサンスに認定されている県内7つの街道を紹介。
そのうち長門市が認定を受けている「ながと大内湯けむり街道」を通して、過去・現在・未来の「道」に視点を置いた資料の展示も行われています。
歴史や文化を今に伝える中国地方の街道を「夢街道ルネサンス認定地区」として認定しています。
詳しくはこちら:夢街道ルネサンス~中国路 歩いて・感じて・伝えたい~
萩と下関を結ぶ赤間関街道は、萩市明木を経由する「中道筋」、下関市川棚を経由する「北浦道筋」、そして長門市の湯本と俵山を経由する「北道筋」の3つの街道があります。
「ながと大内湯けむり街道」は、「北道筋」に含まれる約10kmの街道です。
現在こちらの街道は、ながと大内湯けむり街道協議会により保全活動やイベントが開催されており、その活動の様子なども展示。
昨年開通した「長門・俵山道路」の紹介もされ、旧道と新道を見比べることもでき、その時に感じたコメントも添えられています。
その他、どのようにして「道」は築かれ、どんな偉人たちが「道」に関わってきたのか、昔の資料や絵図を元にした説明をご覧いただけます。
スタッフからは、「切り口は何でもいいんです。新しい道からでも、偉人からでも、いま私たちになくてはならない「道」というものに、どんな形であれ焦点を当ててくだされば嬉しいです」とメッセージをいただきました。
今回の企画展をきっかけにして、私たちにかかせない「道」の歴史について、少し触れてみてはいかがでしょうか。
こちらの企画展は、2021年1月17日(日)まで。12月13日(日)には、ギャラリートークとウォーキングイベントの開催を予定しています。
詳しくは、本サイトイベントページ「企画展 ながと大内湯けむり街道」をご覧ください。