記事更新日:
2023.01.22
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
本日(1月22日〔日〕)、長門湯本温泉街にて「金子みすゞ記念館学芸員 出張講座」が開催されました。こちらは、温泉街で開催中のライトアップイベント「音信川うたあかり2023」に関連した特別プログラム。長門市出身の童謡詩人「金子みすゞ」の作品がライトアップの演出に組み込まれている「うたあかり」を、より楽しむための催しです。
会場は温泉街の中心にある立ち寄り湯「恩湯(おんとう)」で、講師として金子みすゞ記念館の学芸員である宇野智香さんが登壇しました。
「心温まるみすゞうた」と題された講座は、まず金子みすゞ自身のお話からスタート。みすゞさんに関するさまざまなエピソードや、彼女が過ごした大正末期〜昭和初期の時代背景を交えて「童謡詩人金子みすゞ」が紹介されます。
後半は「うたあかり」の演出で使われる13遍の詩の中から特に6遍を解説(「大漁」/「こだまでしょうか」/「わらい」/「さくらの木」/「話のお国」/「羽蒲団」の6篇)。
宇野さんは講座の最後に、「みすゞさんの人となりを知ったり、自分自身が経験を重ねたりすることで、彼女の作品がさらに好きになったり、新たな魅力を見つけることができます。この講座や『うたあかり』に触れることが、そうしたきっかけになると嬉しいです。」と、参加者のみなさんに思いを投げかけられていました。
こちらの講座は本日のほか、1月29日、2月5日、12日、19日と、「音信川うたあかり2023」期間中の毎週日曜日に開催されます。当日受付もできますので、お気軽にご参加ください(予約優先)。
※時間16:00〜17:00、料金は大人¥1,000/子ども¥500