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「ながとブルーオーシャンライド・mini2023」イベントレポート

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  • 記事更新日:

    2023.03.07

  • ライター情報:

    長門市観光コンベンション協会

日本海沿いをめぐるサイクリングイベント

3月4日(土)、長門市と下関市の海沿いをめぐるサイクリングイベント「ながとブルーオーシャンライド・mini2023」が開催されました。

こちらは、毎年秋に開催される「ながとブルーオーシャンライド」のショート版。今回は仙崎地区「道の駅センザキッチン」をスタート・ゴールとし、日本海沿いのポイントをめぐる約54kmのコースが設定されました。

午前9時30分、県内外から集まった約40人の参加者が順にスタートを切ります。

深川湾を眺めながら国道191号線を西へ進み、次第にコースは山の中へ。激しいアップダウンを越えた先には、海沿いに123基の鳥居が並ぶ絶景神社「元乃隅神社」が待っています。

神社を眺めた後は、そのまま最初のエイドポイントへ。参加者へふるまわれたのはキッチンカー「NaNaya Farm」による「森のスペシャルスパイスカレー」です。

地元産の鹿肉やキクイモが入ったカレーに、たっぷりの野菜が彩りを添える一皿を味わった皆さんは「元気が出ました」と、笑顔を浮かべていました。

再び海岸線沿いの国道に戻った参加者は、市境を越えて下関市豊北町へ。ここで待つのが2つ目のエイドポイント「長州路菓子処 だるま堂」です。

春限定の「いちご大福」に、食べ応えのあるどら焼き「だるま太鼓」で、後半戦に向けたエネルギーを補給します。

朝は白くかすんでいた景色も、昼過ぎには抜けるような青空に。スタートから約50kmを走ってたどり着いた「海士ヶ瀬公園」は、絶景スポットとして親しまれている「角島大橋」を一望できるポイントです。

そして、一度来た道を戻るようにして、最後のエイドポイント「阿川駅」へ。こちらには地元の特産品を使ったフード・ドリンクが味わえ、レンタサイクルも手掛けるカフェ「Agawa」があります。

今回は甘夏の酸味と甘味が詰まったドリンクに、ホットやアイスのコーヒー、自家製のジャムを使ったビスキュイと、ほっと一息ついて、心地よいライドの疲れを癒してくれるメニューが並びました。

この日の約54kmで見てきた景色、味わってきた地域の食を振り返りながら待っていると、14時30分頃に列車が到着。帰り道は臨時列車「サイクルトレイン」に自転車とともに乗り込んで、車窓からの景色を眺めながら仙崎駅へと向かいました。

約50分の電車旅を終えると、ラストスパート。夕日に照らされた道の駅センザキッチンで、参加者の皆さんは弾けるような笑顔とともにゴールしていきます。春の陽気が感じられる中で、心も体も温まるライドを満喫していただくことができました。