記事更新日:
2025.07.28
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
2025年7月20日(日)、長門市通地区で「通くじら祭り」が開催されました。こちらは江戸時代に古式捕鯨の拠点として栄えた通地区の伝統的なお祭りで、「和船競漕」や「古式捕鯨の実演」などが行われます。
こちらの記事では、お祭り会場の様子と「古式捕鯨の実演」を写真で紹介します。
通漁港に屋台やキッチンカーが並びます。
「和船競漕」や「古式捕鯨の実演」の観覧に大勢の方が訪れ、賑わっていました。
漁港沖に浮かべた鯨の模型船をふんどしを締めた「通鯨組」が和船で港まで追い込み、漁港内で捕獲する様子が演じられます。
「通鯨組」は地元の方や全国各地から事前に応募した方が参加します。
※今年はくじら船にトラブルがあり、古式捕鯨は湾内のみで実演となりました。
鯨の模型船が湾内に現れ、鯨組の方々が出港します。
今年は三艘でくじらを追い込みました。
追い込んだ後、船から銛を投げ打ちます。
弱ったくじらに網をかけ、代表の人がよじ登ってとどめの「刃刺し」を行います。
とどめの演出後、くじらを引き揚げます。
引き揚げた後、「通くじら資料館」前で、獲った鯨を供養する際に歌われた「鯨唄」が披露されます。
今年はくじら船にトラブルがありましたが、それも乗り越え、青空の下で勇壮な実演を見ることができました。
鯨歌が終わるとお祭りもフィナーレ。来年もお楽しみに!
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