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YUKUTE PHOTO at SENZAKI vol.1

News
  • 記事更新日:

    2018.12.15

  • ライター情報:

    長門市観光コンベンション協会

yukute photo

長門にフォトイベントが誕生

11月25日(日)、長門市仙崎を舞台にフォトイベント「YUKUTE PHOTO(ゆくてふぉと)at SENZAKI vol.1」が初開催されました。

今回は、市外・県外から4人が参加。不安定だった天気も心配いらず、参加者は観光案内所YUKUTEからレンタサイクルを利用してスタートしました。

senzakikou

まず訪れたのは「仙崎人工島」、参加者は日本海を目の前にさっそくカメラを構えてシャッターを切っていました。

日曜日で釣り人が多く、人が映らないように視界いっぱいの海を撮るのは難しかったようです。

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猫の多い町でもある仙崎、発見するたびに「可愛い」と連呼していると赤ちゃん猫が登場。参加者もびっくり。

猫たちも撮られ慣れているのか参加者の欲しいポージングを遠慮なく披露していました。

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日本海と猫を堪能したみなさんは次のスポットへ行く途中、「レンタサイクル×橋」と言えばよく撮られる構図に、みなさんで挑戦しました。どんな風に撮れたのでしょう。

舞台は、仙崎と人工島を結ぶ「弁天大橋」です。

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はじめての電動自転車

自転車に乗りながらの撮影は、自ずと自転車に跨ったままカメラを構えることになります。

そんな姿を何度も見ましたが、その中でも仙崎港を前にする姿は絵になります。

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レンタサイクルで使用している電動自転車は、観光案内所YUKUTEでレンタルされています。

みなさん、電動自転車に乗るのははじめてだったそうで、坂道を力いらずで登れることに感動していました。

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いざ青海島へ

仙崎港を横目に自転車をこいでいくと、仙崎と青海島をつなぐ「青海大橋」が見えてきます。

橋の途中にある「螺旋階段」は、撮影スポットのひとつとなりました。

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大きな螺旋階段なので広角レンズでないと入りきらず、中には登ってきた坂を下って撮りに行く方もいました。

普段、何とも思わない場所でも、新たな撮影スポットになることもあります。こうしたことがYUKUTE PHOTOの醍醐味になっていければと思います。

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再び自転車に跨り、いよいよ青海島へ。橋を渡り切った先にあると長い下り坂で心地よい風を感じました。

のんびり海沿いを通っていくと、見えてきたのが大きなイチョウの木!この日一番の歓声が上がりました。

ちょうど見頃を迎えてくれたイチョウの木に本当に感謝です。

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こちらのイチョウの木は、廃校を活用した交流施設「青海島共和国(旧青海島小学校)」の校庭の一角にあります。

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特別授業と撮影、活躍したのは?

思う存分、イチョウの木を撮影した後は青海島共和国へ入国します。迎えてくださったのは、青海島共和国の国王・濱野さんです。

ここまでノンストップだったため、教室でだいだいジュースと干し柿を頂きながらひと休み。

そうしていると、濱野さんが来られて青海島の特別授業が始まりました。みなさん、興味津々です。

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なぜ青海島共和国ができたのか、国旗はどういう意味を持っているのか、国歌や憲法はどうやってできたのか、青海島共和国のお話を中心に、その他、おすすめの夕焼けスポットや行ってほしい場所なども聞かせていただきました。

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授業が終わるころには体力も回復、参加者同士も打ち解けたところで校内探検のスタートです。

ミシ、ミシ、という床の音になんだか風情を感じながら、みなさんは未開拓地へと進んで行きました。

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ここで活躍したのが、スタッフの用意したシャボン玉やリボン、紙風船などです。

「こんなアイテムがありますよ」とお伝えするとすごく喜ばれました。

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さっそく、シャボン玉を手に取って、光の差し込む教室で撮影が始まりました。

「教室×シャボン玉」とっても素敵な写真が仕上がりそうです。

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こちらでは紙風船を使っての撮影に挑んでいました。

そんな中、日が傾いてきました。この光をのがしてはいけないと再び校庭へ。

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広い校庭で、たった4人で、しかも撮影し放題遊び放題、時間を忘れてしまうはずです。

気づけば青海島共和国へ来てから1時間半が経っていて、慌てて次のスポットへ向かいました。

しかし、この後もっと慌てることになろうとは全く予想だにしていませんでした。

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コンテナカフェ「浜茶屋 三貴」

廃校のなつかしさを感じる空間から、コンテナカフェというお洒落な空間へ。

こちらは、青海島にある「浜茶屋 三貴」です。

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店内をさまざまな角度で切り取っていると、ここから見える「夏の夕焼け」の写真を見せていただきました。

真っ赤に染まる空と海に感嘆の声が上がりました。

嬉しいことに「夏も来たい」と再び長門を訪れようという声が聞けました。

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また、ここでは、YUKUTE PHOTO参加特典のケーキセットをいただきます。

その他の参加特典には、参加者限定のオリジナル缶バッチやプチ土産などをご用意しています。

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「浜茶屋 三貴」の前は海です。カメラを構えずにはいられません。

この場所では1人をモデルにしての撮影が始まりました。

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時間も時間なので、どんどん日が沈んでいきます。

西日も強くなってきて、海にカメラを向けるとシルエット写真の撮影ができました。

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みなさんのカメラにはどう写ったのでしょう。

急いでさわやか海岸へ

そうこうしているうちに、日没までの時間はあと20分。

悠長にしていられません。間に合うかどうか、不安が押し寄せる中で自転車に跨りました。

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夕方になるとぐんと気温の下がる長門。冷たい風にあたりながら、急いでさわやか海岸へ向かいました。

日没まで数分のところで到着し、みなさんはホッと胸をなでおろしました。

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数分間の出来事となってしまいましたが、急いで防波堤に行ったり、ストールを前ボケにして撮影したり、最後の最後まで、みなさんは撮影を楽しみました。

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日も沈んで落ち着いたころに、「YUKUTE PHOTO」と砂浜に書く参加者。

その前で「ゆくてー!」の掛け声とともに、集合写真を撮影しました。

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おわりに

初開催となった「YUKUTE PHOTO」では、童謡詩人・金子みすゞのふるさとで有名な「仙崎」を巡りました。

「海」「港」「橋」「島」「廃校」「コンテナカフェ」「海岸」「サンセット」など見どころは盛りだくさんです。

そうした魅力的なスポットは、長門にはまだまだたくさんあります。

ぜひ、そんなスポットを見つけてほしい、撮影してほしい、そうした願いがこのイベントには込められています。

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次回の開催は、来年春を予定しています。

イベント内容や長門でどういった写真が撮れるのか「知りたい・見てみたい」という方は、インスタグラム「ゆくてゆく@観光案内所YUKUTE」のフォローをお願いします。

写真好きのみなさんと長門でお会いできる日を楽しみにしています。