記事更新日:
2018.12.23
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
日本では江戸時代から、冬至の日に「柚子湯」に入浴する習慣があります。浸かると血液の流れが良くなることで、ひびやあかぎれを治せるほか、冷え性や神経痛、腰痛などを和らげる効果もあるといわれています。
今年は冬至の前日となる12月21日(金)に、長門湯本温泉の「音信川河川公園足湯」と河川遊歩道沿いにある「おとずれ足湯」において、本市の香酸柑橘「きになる長門ゆずきち」を使った足湯が開設されました。
小雨の中、湯気が舞う音信川河川公園では、25kgの実が足湯に入れられます。
秋を迎え、黄色に染まった「長門ゆずきち」は、今年から「樹になる・黄になる・気になる」の意味を込めて「きになる長門ゆずきち」と名付けられました。足湯を鮮やかに彩る黄色の実は目も楽しませてくれます。
「きになる長門ゆずきち」は大きさもさまざまで、中には可愛らしい葉がついた実も。
手にとってみると、ふわっと爽やかな香りが舞ってきました。
冬至となる翌日22日には、三隅の「湯免ふれあいセンター」と日置の「黄波戸温泉交流センター」の露天風呂にも浮かべられたとのこと。俵山地区の生産農家の皆さんから提供を受けた、合計150kgの実が足湯や温泉を彩りました。
じんわりとやさしく体を温めてくれる、長門市の温泉と「きになる長門ゆずきち」。湯気と香りに包まれた、癒しの空間を満喫しました。