記事更新日:
2019.04.17
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
4月7日(日)、長門湯本温泉の音信川河川公園をメイン会場に「湯本温泉まつり」が開催されました。今年はちょうど桜が満開で、桜吹雪も見られる中、多くの来場客でにぎわいました。
こちらのお祭りは、温泉の恩恵への感謝、また発展の意を込めて毎年この時期に行われています。
午前9時、三ノ瀬・湯本・門前の子どもたちによる「子どもみこし」が住吉神社を出発しました。掛け声は「わっしょいわっしょい」、青い法被を身にまとい、それぞれの地区を練り歩きます。
お賽銭を頂いたら「ありがとうございます!」の声とともに、笛のリズムに合わせて、神輿を上下に揺らします。神輿についた鈴を大きく鳴らそうとジャンプをする子も見られました。
この日の気温は20℃近く。子どもたちはずっと掛け声を続けて練り歩いていたので、きらきら橋で少し休憩しました。記念撮影も忘れずに。
水分補給をして体力も回復、再び元気よく出発です。
その後は、残り半分の道のりを経て音信川河川公園へ向かいます。
楽しく元気よく練り歩く子どもたちは、みんな笑顔。それを見守る大人たちも通りすがりの皆さんも、子どもたちのその姿にほっこり、笑顔になりました。
昼前には住吉神社で神事も行われ、温泉旅館や行政の関係者、地域の皆さんが、今後の湯本温泉の発展を祈願しました。
今年は11月に「恩湯」が開業予定。長門湯本温泉が大きく変わる1年となります。
音信川河川公園では、多くの出店やステージイベントが催されました。
やきとりやぜんざいなどの露店が並び、ステージイベントではアコースティックライブやフラダンスが披露されました。子どもコーナーでは射的が一番人気、どこからも楽しそうな声が聞こえる心地の良い空間でした。
また前日に、雨が降るかもしれないと予報があったことで、夕方頃からスタッフの皆さんは慌ててテントを張ったそうです。ただ当日の天気は晴れ。日差しが強かったこともあり、テントは予想とは違う活躍を見せていました。
桜吹雪がとてもきれいで、今年の「湯本温泉まつり」はお花見も兼ねるイベントになりました。
その中には、子どもみこしを終えた子どもたちの姿も。
桜の花びらで彩られた河川公園の足湯に浸かりながら、家族でくつろぐ方も見られました。
この日は、長門湯本温泉ほか市内各地でお花見が行われていました。新年度が始まって最初の週末、皆さんはそれぞれの春を感じられたのではないでしょうか。
季節によって違った表情を見せる温泉街は、今年、観光まちづくりが大きく進みます。変わりゆく長門湯本温泉に、今後もぜひご注目ください。