記事更新日:
2019.06.12
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
6月8日(土)、長門市の渋木・俵山・三隅上地区と、3箇所で同時にホタル祭りが開催されました。
例年、ほかの2地区に比べて1週間早い開催だった「三隅上地区ホタル祭り」は、ホタル観賞のピーク時期が変わってきたこともあり、この日の開催となったそうです。今回は、そんなホタル祭りが開催された三隅上地区のイベント会場からレポートをお届けします。
午後6時、提灯に明かりが灯る頃に登場したのは、三隅清風太鼓の皆さん。
迫力ある音が響く会場には、地域の皆さんによる露店が軒を連ねます。
やきとりや焼きそばなど、おなじみのメニューを味わいながら、来場者は息の合った演奏に耳を傾けていました。
イベント会場となった宗頭文化センター前の駐車場。
センターの玄関付近にはホタルの生態を紹介するパネルが展示され、その前には子どもたちが集まっていました。
こちらは、地域の皆さんに教わりながら「ホタルかご」作りが楽しめるコーナー。
麦わらを丁寧に編み込んで、立体的なかごに仕上げていきます。
「ホタルかご」の名は、かつてホタルをこのかごに入れて楽しんでいたことに由来。編み方もたくさんの種類があり、今回のようなシンプルなものから、美しいらせん状に編み上げるものもあるそうです。
ホタルかごの横では、子どもたちに人気の木工クラフト体験も開催。
木の枝や実をホットボンドで接着しながら、自分だけのオブジェを作って楽しんでいました。
三隅上地区のホタル観賞スポットと言えば、三隅川にかかる「樅の木橋(もみのきばし)」。
宗頭文化センターから、わずか150mで行ける道路沿いのポイントです。
日中は、緑にあふれた穏やかな川。
日が沈み、午後8時を過ぎた頃から、ホタルの乱舞が始まります。
市内でも地区によって若干異なりますが、6月下旬頃までホタルの舞う景色が楽しめます。
幻想的な風景を探しに、夜のお出かけをぜひお楽しみください。