記事更新日:
2019.08.07
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
8月3日(土)、仙崎みすゞ通り一帯で「第21回みすゞ七夕笹まつり」が開催されました。
次々と地元の方や浴衣姿の方が来場され、号砲とともにお祭りはスタートしました。
オープニングパレードでは、仙崎小学校のマーチングバンド演奏が披露され、道行く人たちは足を止めて、思い思いに鑑賞されていました。
約1kmに渡る仙崎みすゞ通りには、手作りの七夕飾りで彩られた笹がずらりと並びます。
細かい輪が連なったものや千羽鶴以上の鶴が連なったもの、中には魚の形をしたものも。
この七夕飾りは毎年4〜5月くらいから少しずつ作り始めます。
単純なものから複雑なものまであって、特に手の込んだものはおばあちゃんから受け継いだ七夕飾りだそうです。
そんな個性あふれる七夕飾りは、風が吹いたり人が通ったりすると動きを見せてくれるので、とても風情を感じます。
道の両脇に並ぶ露店は、すべて地元の方が出店しています。
アットホームな空間もありつつ、遠方から来られた来場者との会話も弾んでいました。
「みすゞ音頭総踊り」では、多くの地元チームが参加し「ハイ!ハイ!」という掛け声とともに、仙崎みすゞ通りを練り歩きました。
日が落ち、だんだんと薄暗くなってくると提灯に明かりが灯ります。
会場の表情が変わり、落ち着いた雰囲気のお祭りが始まりました。
ステージでは舞妓による舞踊や仙崎祇園囃子が披露され、夏のお祭りを感じさせる音色と、5歳~12歳の女の子4人による見事な舞踊を楽しみました。
その中で、女の子一人ひとりが出番前に舞踊の先生と対面し、目を合わせてから舞踊を始める姿がとても可愛らしく、印象的でした。
すべてのプログラムが終わり閉会時間が近づいてもなお、露店に並ぶ人や七夕飾りを撮影する人はたえず、最後までお祭りを満喫されていました。
今年も多くの人出でにぎわいをみせた「第21回みすゞ七夕笹まつり」。
毎年七夕飾りの変化を楽しめるのもこのお祭りの醍醐味です。
来年はどんな七夕飾りが飾られるのでしょうか。