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長門湯本温泉を「歩ける温泉街」に〜2019年度社会実験〜

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  • 記事更新日:

    2019.08.16

  • ライター情報:

    長門市観光コンベンション協会

温泉街の道路で社会実験を実施中

8月8日(木)〜8月31日(土)の期間、観光まちづくりが進む長門湯本温泉では、商店や旅館が立ち並ぶ左岸の道路で社会実験が実施されています。

今回は、道路に狭窄部を設けてベンチやプランターなどを設置し、より「歩ける温泉街」となるようデザインや維持管理などを検証。2020年4月の常設に向けた実験となります。

昨年度、社会実験期間に開催された「おとずれリバーフェスタ2018」の中でも、自動車と歩行者のスペースを区切っていたプランター。社会実験後、課題に挙げられていた重量を考慮して、今回は木製からスチール製に変わりました。

長門湯本温泉のロゴマークが描かれたプランターは、温泉街の景観になじんでいながらも、より現代的な未来を感じさせる雰囲気。写真映えする新たな1つのスポットになるかもしれません。

ベンチに腰掛けてみると、目の前には「音信川」が流れます。

奥に見えるのは「川床」、川のせせらぎを聞きながら、夏場はこちらで休憩するのも心地よいです。

また、このたびの社会実験では、歩ける温泉街の実現のために、車両の通過速度の抑制や違法駐車への注意喚起など、さまざまなサインも仮設されています。

A.sideのドリンクを片手に

音信川の上流に向かって歩いていくと、長い幅広のベンチが見えてきました。

このたびの社会実験では、最も規模の大きな狭窄部が設けられている場所です。

立秋を過ぎても、まだまだ暑い日が続く今年の夏。

ベンチの向かいにあるのは、テイクアウトキッチン「A.side(エーサイド)」です。こちらは地元の食料品店「荒川食品」の倉庫を改修して昨年9月にオープンしたお店で、季節に応じてピタパンやぜんざい、ドリンクなどが販売されています。

この日は、これから旬を迎える長門市産の香酸柑橘「長門ゆずきち」を使った、特製の「ゆずきちサイダー」をいただきました。

暑さを忘れさせてくれるような、見た目にも爽やかな一杯が喉を通り抜けていきます。

こうした気軽に立ち寄れるスポットがあると、温泉街でのそぞろ歩きの楽しさがぐっと増すものです。

8月31日(土)までの期間、ぜひ新たなベンチやプランターに触れて、長門湯本温泉の未来を体感してみてください。

A.side(エーサイド)

【住所】山口県長門市深川湯本1284(荒川食品横)
【営業時間】10:00〜18:00頃
【定休日】木曜・第2日曜・第4日曜

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