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青海島大日比にナツミカンの原樹があります。由来には諸説ありますが、江戸時代中頃(18世紀)に、浜に流れ着いた果実を、島の娘、西本チョウが拾ってまいた種子が芽生えた、というのが通説です。のちに、食用として広く栽培されるようになり、萩城下でも植えられ、名産として現在の隆盛を迎えました。
ほのかな芳香をもつ白い花は「県花」となっています。
※昭和2年(1927年)に国の史跡および天然記念物に指定されました
自然・景勝地
歴史・文化
住所 | 〒759-4106 山口県長門市仙崎 |
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駐車場 | なし |
お手洗い | なし |
昭和56年に原樹の保護のため、当時の山口県萩柑きつ試験場が原樹の枝を切り試験場へ持ち帰って挿し木して定植し、平成20年に萩柑きつ試験場の廃止にともない、原樹の分木(純粋な原樹のDNAを持つ)が長門市に引き継がれ、現在は原樹のそばに移植されています。