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「はじめてなのになつかしい仙崎」散走のまなざしフェア開催(後編)

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  • 記事更新日:

    2019.09.11

  • ライター情報:

    長門市観光コンベンション協会

長門の「食」と「サイクリング」にスポットを

9月3日(火)〜29(日)の期間、自転車パーツメーカー「SHIMANO」のコンセプトショップ「LIFE CREATION SPACE OVE(ライフ・クリエーション・スペース・オーブ)」では、長門市の「食」と「サイクリング」にスポットを当てたフェアが開催されています。

今回は、9月7日(土)のイベントに合わせて、スタッフが実際に現地を訪問したレポートを、前編・後編に分けてお届けします。

金子みすゞのまなざしに触れる

だんだんと日が沈んできた18時頃。

OVEのカフェスペースにはイスが並べられ、続々と参加者が席に着きました。

金子みすゞ記念館の矢崎節夫館長のお話を聴きながら、長門市の食材を味わうイベント「金子みすゞ うれしいまなざし」の始まりです。

「なかなか、こんなに近くでお話をすることはない」と話す矢崎館長。

舞台ではなく同じ目線で、会話をするように進むトークに、参加者の皆さんは引き込まれていきます。

約1時間のお話の中では、「金子みすゞ」よみがえりの物語に始まり、さまざまな詩に触れながら、作中に表れるみすゞさんのまなざしをご紹介いただきました。

長門の食材がカラフルな料理に

矢崎館長のお話が終盤に差し掛かる頃、会場には、次第に食欲を刺激するような香りが漂ってきました。

会場の一角で作られたのは、金太郎(ヒメジ)・平太郎(オキヒイラギ)のオイル漬けを使ったカットピザや、焼き抜き製法で作られる「仙崎かまぼこ」・地鶏「長州黒かしわ」を使ったピンチョスなど。

ランチメニューとしても楽しめる「グルグルグリーンカレーうどん」や「ブアローイ風オリジナルデザート」も、彩り豊かなテーブルに並べられます。

道の駅センザキッチンのオリジナル商品「魚串」や、1つ1つ丁寧に握られたおにぎりなど、シンプルに素材の味を楽しめるメニューも見られました。

飲み物が用意されたテーブルには、俵山・津田農園の二十世紀梨やブラックベリーが使われたスパークリングワインが置かれ、カラフルな料理をより引き立ててくれます。参加者の皆さんには、豊富な食材と一緒にお酒を味わう、至福の時間を過ごしていただきました。

食事を楽しんでいると、聞こえてくるマイクを通した声。

第2部として、長門市役所・長門市観光コンベンション協会のスタッフがトーク形式で長門市を紹介しました。

まずは「自転車でめぐる長門」をテーマに、道の駅センザキッチンや観光案内所YUKUTEのレンタサイクル、この日使われた食材のストーリーが語られます。

「ながとブルーオーシャンライド」をはじめとするサイクリング事業や、長門湯本温泉の観光まちづくりの話題も掘り下げ、特に変わりゆく温泉街の未来予想図を前に、参加者はワクワクしたような表情でトークに耳を傾けていました。

期間限定のカフェメニューを味わえるほか、長門市の特産品、パンフレットやフリーペーパーが手に入る本フェアは、今月29日(日)まで開催中。南青山の地で「食」から、癒しにあふれた本市の魅力に触れていただければ幸いです。

information

【期間】2019年9月3日(火)〜29日(日)10:00〜19:00
※月曜日定休(祝日の場合は火曜日振替)
【場所】LIFE CREATION SPACE OVE 南青山(東京都港区南青山3-4-8 KDXレジデンス南青山1F)

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