1.  > 
  2.  > 
  3. 青海島はマグマの博物館!企画展「青海島の魅力」開催中(12/15まで)

青海島はマグマの博物館!企画展「青海島の魅力」開催中(12/15まで)

News
  • 記事更新日:

    2019.11.28

  • ライター情報:

    長門市観光コンベンション協会

「海上アルプス」は命名100年

長門市東深川の国道316号線沿いにある「ながと歴史民俗資料室(旧長門市教育委員会)」では、12月15日(日)まで企画展「青海島(おおみじま)の魅力」が開催されています。

海上に自然がつくりあげた奇岩や怪岸、洞門が並び、「海上アルプス」と呼ばれる青海島。

この「海上アルプス」という名は1919年に山口県萩市出身の横山健堂が命名したもので、今年は100年目の記念の年となります。

今回はそんな青海島の中でも、大地の成り立ちに着目。

長年、青海島の地質を研究してきた山口大学の今岡照喜名誉教授は「青海島は約9000万年前のマグマの活動の産物を目のあたりにできる日本有数の場所」と話し、このたびの展示も今岡名誉教授が監修したパネル展示が中心となっています。

そのほかにも、当時の大規模火砕流によって形成されたと推測される、青海島で採取された凝灰岩も展示されていました。

青海島は「海上アルプス」だけでなく、古式捕鯨文化の残るまちなみや、ダイビング・シュノーケリングといったアクティビティ、真牡蠣の約3倍の大きさを誇る岩牡蠣「せむら牡蠣」など、景色や体験、食の魅力が豊富にある地域です。

青海島の地域活動の拠点となる「青海島共和国」や、船上から海上アルプスを楽しめる「青海島観光汽船」の特集記事が掲載されたフリーペーパー「ながとと」も配布中。さまざまな視点で、青海島の魅力に触れることができる空間が広がっています。

開催期間は12月15日(日)まで。青海島を観光する際には、ぜひこちらにもお立ち寄りください。

information

【開催期間】2019年11月6日(水)〜12月15日(日) ※11月は土日休館/12月は土日開館
【時間】9:00〜17:00
【場所】ながと歴史民俗資料室(旧長門市教育委員会1階/長門市東深川2660-4)
【主催】「マグマの博物館・青海島」展示企画チーム(共催:長門市教育委員会)
【問い合わせ】長門市教育委員会生涯学習スポーツ振興課文化財保護室 TEL:0837-23-1264

「マグマの博物館・青海島」パンフレット

関連リンク