記事更新日:
2020.02.08
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
2月8日(土) 〜17日(月)の10日間、長門湯本温泉の温泉街から大寧寺へと続く「大寧寺川」周辺では、昨年に続き冬の夜を楽しむイベント「大寧寺川うたあかり」が開催されています。
初日となる8日(土)の17時過ぎ、まだ明るさの残る大寧寺川に灯されたのは、3種類の「あかり」。
長門市仙崎で生まれた童謡詩人・金子みすゞの詩「桜の木」「紅葉のカルタ」をイメージして、昨年作られた「桜」と「紅葉」のあかりに、今年は代表作の1つ「私と小鳥と鈴と」から小鳥のモティーフが加わりました。
合計50個にも及ぶあかりは、1つの大きさが縦横約1メートル。
温泉街のリノベーションで夜間景観を担当する「LEM空間工房」の照明デザイナー・長町志穂さん監修のもと、地域の皆さんや子どもたちも交えて、金属製のフレームに手作業でLEDライトを巻きつけて作られたものです。
日が暮れてくると、あかりは水面にも反射し、不思議な空間を演出。
橋の上から川を眺める来場者からは、カメラやスマートフォンのシャッター音が聞こえてきます。
川の上に浮かぶようなあかりは、なじみのある景色を特別なものに変えてくれました。
今年は期間中、2月8日(土)と15日(土)のみフード出店が行われます。
「おとずれ川テラス」のある川辺の広場には、販売開始の17時前から煙が舞っていました。
こんな夜だからこそ、より一層おいしく感じられる温かいメニューの数々。
まずは「さくら食堂」のやきとり、そして一緒に味わいたい「OSOTO」のビールとホットワイン。
長門湯本温泉のリノベーション第1号となる「cafe&pottery 音」は、おなじみのホットコーヒーやチーズケーキを提供。同じく地元の食料品店「荒川食品」横の倉庫をリノベーションして生まれたテイクアウトキッチン「A.side」は、温かいぜんざいを振る舞います。
金子みすゞの詩の世界に足を踏み入れたような、うたあかりが彩る川辺の空間。
思わず歩いて写真を撮ってみたくなる、そんな夜は今月17日(月)まで楽しめます。15日(土)には再びフード出店が予定されていますので、ぜひ長門湯本温泉へ足をお運びください。
【点灯期間】2020年2月8日(土)〜17日(月) 17:00〜21:00 ※荒天時中止
【点灯場所】長門湯本温泉 大寧寺川河口〜水辺の広場 ※昨年とは場所が異なりますのでご注意ください
【フード&ドリンク出店】2月8日(土)、2月15日(土)のみ
※フード・ドリンクは早めに売り切れる場合もございますので、あらかじめご了承ください