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俵山地区の食の冊子「たべさん 俵山」が完成

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  • 記事更新日:

    2020.02.20

  • ライター情報:

    長門市観光コンベンション協会

地域の食と食文化のガイドブック

本年2月、俵山地区の「食」と「食文化」にスポットを当てた冊子「たべさん 俵山」が発行されました。題名の「たべさん」は俵山の方言で、「どうぞ召し上がれ」といった意味の温かい言葉です。

冊子はB5サイズの16ページ。俵山の郷土料理・ジビエ・ゆずきち・長州黒かしわと、4つの話題で構成されています。

レシピや冊子の制作は、フードコーディネーターとして活躍する平尾由希さんが監修。地域の皆さんと一緒に試作や試食を繰り返し、企画から撮影、そして編集まで約1年をかけて作り上げられたそうです。制作に関わった「人」の顔が見えるのも、本冊子の魅力の1つといえるのかもしれません。

ページを開くと最初に目に留まるのは、素朴ながら、ほっと心が落ち着くような郷土料理。わかめむすびやけんちょう、からし漬けや押し寿司などの紹介に加え、40年以上続く伝統の「米味噌」作りや、おやつとして親しまれている「いぎの葉団子・甘がゆ」に触れたサイドストーリーから、地域に根付くやさしさが伝わってきます。

猪や鹿といった「ジビエ」のページには、長年ハンターとして自然と向き合ってきた増野建治さんと、地域おこし協力隊の活動を経てハンターの道に進んだ中野博文さんが登場。「しし舞」と名付けられた猪肉のシュウマイが紹介され、こちらはジューシーな肉や脂と、さわやかな「ゆずきちポン酢」の相性が抜群の一品だそう。

「ハンター師弟対談」と題されたジビエ活用への想いを語るやり取りも、二人の声が聞こえてくるようです。

後半は山口県の固有種「長門ゆずきち」と地鶏「長州黒かしわ」、約20年前に「長門ゆずきちの会」を発足させ、養鶏家としても活躍する中嶋和朗さんが取材に応じられています。また、「我が家の唐揚げレシピ」として、同じ俵山でも異なる味付けや作り方の「伊藤家の塩唐揚げ」「岡嶋家の唐揚げ」が紹介されています。

最後は俵山の四季の食材や、俵山の食に出会える場所を掲載。温泉街に1月にオープンしたばかりの「そば居酒屋 たべ山」は、本冊子に登場する食材や一部レシピを実際に味わうことのできるお店です。

2017年から、俵山では地域の食と温泉、ウォーキングを楽しむイベント「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」を毎年開催。今月には「ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構」の選考により、全国でグランプリ・最優秀賞に次ぐ「優秀賞」を受賞しました。

こうしたイベントや店舗をはじめ、さまざまな機会で味わえる俵山の食。本冊子は「そば居酒屋 たべ山」をはじめ、近日中に設置される予定とのことです。俵山にお越しになり、どこかで冊子に出会えた際は、ぜひ一度ご覧ください。

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