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生まれ変わった長門湯本温泉で「そぞろ歩き」を

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  • 記事更新日:

    2020.03.12

  • ライター情報:

    長門市観光コンベンション協会

2020年春、温泉街がリニューアル

2016年から、長門市と星野リゾートが一緒になって進めてきた長門湯本温泉のまちづくりも、いよいよ整備は最終段階。

今年3月12日には「星野リゾート 界 長門」が、3月18日には温泉街のシンボルともいえる立ち寄り湯「恩湯」がオープンし、空き家をリノベーションしたお土産処などとあわせて、この春、温泉街がリニューアルを迎えます。

生まれ変わった長門湯本温泉のテーマは、そぞろ歩きが楽しめる温泉街。まちの中心を流れる音信川沿いには、地域ならではの食を味わえるお店や、川のせせらぎを聴きながらくつろげる空間が続々と誕生しています。

今回のレポートでは、そんな温泉街で過ごす癒しの時間をお届けします。

そぞろ歩きが楽しめる温泉街に

駐車場に車を停めて、まず目に入るのが「竹林の階段」。

この先に待つ景色や体験を想像しながら、恩湯のあるメインエリアまでを一直線につなぐ階段を歩きます。

立ち寄り湯「恩湯」と飲食棟「恩湯食」の間に作られた憩いの空間は、「恩湯広場」。

食事をしたり、くつろいだり、川の浅瀬で遊んでみたりと、さまざまな形で活用できる広場です。

この日、恩湯広場を訪れた子どもたちは、川の水に触れたり、石段の上を駆けまわったり、早速いろんな遊びを編み出していました。

広場を下りたところに並んでいたのは、そぞろ歩きのおともになる軽食や飲み物の屋台。

木造の長屋をリノベーションして、春にオープン予定の「チョコとコーヒー」は、チョコレートに合わせた2種類のホットコーヒーを提供。温泉街のリノベーション第1号として、2017年夏にオープンした萩焼のギャラリーカフェ「cafe&pottery 音」も、おなじみのベリージュースやお菓子を振る舞いました。

恩湯の正面にかかる「千代橋」から見えたのは、川のせせらぎを間近で感じられる「おとずれ川テラス」。

こちらも恩湯広場と同様に、テイクアウトメニューを持って食事や休憩に使える自由な空間です。

この日は、川テラスのそばで、長門市名産の「長州どり」を使ったやきとりの煙が立ち上っていました。

こちらは3月26日(木)、川テラスのそばの通りにオープンが予定されている「さくら食堂」。イートインだけでなくテイクアウトメニューもそろえ、こうした屋台での出店も通して、まちに新たな楽しみ方を提案します。

長門市は人口1万人あたりのやきとり店舗数が全国トップクラスというやきとりのまち。朝獲れの新鮮な鶏肉をタマネギと一緒に串に刺し、塩で味わうのが長門市のスタイルです。

地域を代表する「食」を、川のそばで涼しい風を感じながら味わえる贅沢。浅瀬で穏やかな音信川の魅力を最大限に生かした、長門湯本温泉にしかない景色と時間を体感できます。

温泉にも浸かり、心も体も癒せるような時間を過ごした後に訪れたいのが、「竹林の階段」そばにあるお土産処。

古民家をリノベーションして、4月上旬にオープン予定の「おとずれ堂」です。

長門湯本温泉オリジナルのお土産が並び、萩焼深川窯の作品のギャラリーとしても生まれ変わったこのお店。

周辺エリアの観光パンフレットもそろえ、温泉街の観光案内所としても期待されています。

夜には明かりが灯り、幻想的な雰囲気を演出する「おとずれ堂」。

照明に照らされた「竹林の階段」とともに、新しい長門湯本温泉の玄関口を彩ります。

夜に温泉に浸かった後も安心してそぞろ歩きを楽しむことができ、ライトアップされた「絵になる場所」を探してみるのも、新しい長門湯本温泉の楽しみ方の1つです。

温泉だけでなく、川辺や通り、夜を彩る魅力が詰まった、ワクワクするような温泉街。いよいよこの春、リニューアルです。

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