記事更新日:
2021.07.01
ライター情報:
長門市観光コンベンション協会
7月1日(木)、長門市日置地区にある「二位ノ浜 ハマユウ群落」にて、ハマユウの開花が始まりました。
例年7月~8月の海水浴シーズンに見頃を迎えますが、今年は早くも開花が始まり、例年より早い見頃を迎えそうです。
二位ノ浜の砂浜には、ハマユウ(別名:ハマオモト)という大型の常緑多年生草木が群生し、例年7~8月の海水浴シーズンに見頃を迎え、白い可憐な花を咲かせます。 ハマユウは花が木綿(ゆう)のように白く垂れることから浜木綿と書きます。 花は夕方から開き始め、深夜に満開になります。 太い茎の先によい香りの白い花を10数個咲かせます。 このハマユウは暖国海岸に自生する植物で、日本海側では山口県長門市の二位ノ浜が自生する北限地ですので、これ以上北上をするとなかなか見られません。 昭和31年にはこのハマユウが県指定天然記念物に指定されました。
二位ノ浜海水浴場(※2021年開設に向け調整中)は山陰地方、山口県長門市の北長門海岸国定公園内にある、日本海側の海水浴場です。 暖かい対馬海流の影響を受ける長さ約400mと小さめの砂浜です。 二位ノ浜海水浴場は、平成24年7月に環境省が公表した「平成24年度水浴場水質調査結果」において「水質が特に良好な水浴場」として全国8ヶ所の内の一つとして選ばれました。 白くきめ細かな砂浜と、エメラルドグリーンからコバルトブルーへと変わる海のグラデーションが大変美しい海水浴場です。 海水浴シーズンが終わるとサーフィンが盛んに行われ、マリンスポーツを楽しむ事ができます。 二位ノ浜 伝説 源平壇ノ浦の合戦に敗れた平家方、二位の局が幼い安徳天皇を抱き、自ら海中へと身を投じられ、その亡骸は黒潮に乗り、この浜に流れ着いたと伝えられております。 そこから「二位ノ浜」と呼ばれるようになりました。