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故郷を彩る花火のファンタジー

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  • 記事更新日:

    2018.08.15

  • ライター情報:

    長門市観光コンベンション協会

第48回油谷夏まつり  響炎祭

8月14日(火)、日が暮れ始めた油谷総合運動公園周辺で、48回目の開催となる「油谷夏まつり 響炎祭」が始まりました。

油谷地区の人はもちろん、県内や夏に故郷に帰ってきた人に、故郷の良さを知り楽しんでもらいたいという思いから毎年開催されている、油谷地区最大の夏のイベントです。

子どもたちの全力ステージ

隣接する油谷勤労者体育センターでは、市内の児童・生徒がステージを彩る「KIDS⭐︎CARNIVAL」が行われます。

オープニングを飾るのは、「太鼓海(たくみ)クラブ」の和太鼓演奏。

続く「長門ストリートダンス愛好会」のステージでは、さまざまな学年の子どもたちが元気あふれるダンスを披露。

大粒の汗を流しながらの一生懸命な姿。曲が終わるたび、来場者からは大きな拍手が送られました。

結成17年目を迎える「油谷こどもミュージカル」は、息の合った歌声と踊りで会場を魅了。12月16日(日)にラポールゆやで予定されている公演「サンタクロースは生きている」に向けて、日々練習に励んでいるとのことです。

そして、館内に響く重低音。日置地区で活動する「和太鼓 鼓波会(こなみかい)」の力強い演奏もステージを盛り上げました。

やきとりは欠かせない

勤労者体育センター前の通路に並ぶ露店。ひときわ行列ができているテントがありました。

長門市の祭りには欠かせない、やきとりです。

地域のみなさんが汗を流しながら、1本1本炭火で焼き上げていきます。

香ばしい匂いと煙に誘われるように、やきとりが並ぶコンロの前は行列が絶えませんでした。

幻想的な夏の夜

20時40分、いよいよ祭りはフィナーレを迎えます。

続々とグラウンドに集まる来場者、辺りにはスモークが舞っていました。

響く音楽、黒一色の空を突き抜けるレーザー光線。「何が始まるんだろう?」そんな目で、大人も子どもも空を見上げます。

次の瞬間、炎の柱と一緒に打ち上げられたのは大きな花火!

音楽に合わせてレーザー、炎、花火が華やかに空を彩るショーの名前は「楊貴妃花火ファンタジー」。自身がグラウンドの上に立っていることを忘れるほど、幻想的な空間が広がります。

この空間を作り上げたのは、「ほかとは違う花火!」をテーマに、長崎県のハウステンボスなどで活躍中の花火ショープロデュースチームです。

風もなく、星空も楽しめたこの日の会場。広げたレジャーシートの上で花火を眺める人に、感動をカメラに収めようと撮影に励む人。まぶしいほどに華やかな連発花火のフィナーレは、家族に恋人、友達と、訪れたたくさんの人を照らしました。

「ながと夏フェスタ2018」と題し、各地でさまざまなイベントが行われた長門の夏も、いよいよ終わりを迎えようとしています。

夏の締めは、9月1日(土)・2日(日)に山口県漁協湊魚市場で開催される「第12回全国やきとリンピックin長門」。最後まで熱い長門の夏を、心ゆくまでお楽しみください。

関連リンク

ながと夏フェスタ2018

第12回全国やきとリンピックin長門

特集「やきとりのまち ながと」