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全国のやきとりの名店、長門に集結

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  • 記事更新日:

    2018.09.03

  • ライター情報:

    長門市観光コンベンション協会

「第12回全国やきとリンピックin長門」開催

9月1日(土)、雨の中で始まったやきとりの祭典「全国やきとリンピックin長門」。「全国7大やきとりタウン」の1つとして知られる長門市では、4年ぶり3度目の開催となりました。

全国から集ったご当地やきとりの名店19店舗が軒を連ねる会場。

長門市民にはなじみ深い串焼きスタイルだけでなく、油で揚げたり、骨つきのまま焼き上げたりと、さまざまな調理方法で「ご当地やきとり」が出来上がります。

夕方には晴れ間がのぞき、2日目は青空の下で販売開始。

長門市からは「ちくぜん総本店」、「ながと本陣」、「深川養鶏農業協同組合」の3店舗が出店し、新鮮な長州どり・長州黒かしわを使ったやきとりを焼き続けました。

北は北海道から、南は沖縄まで。

何度も汗をぬぐいながらやきとりを焼く店舗の前は、最初から最後まで行列が絶えず、会場は香ばしい匂いと煙に包まれました。

魚市場内でやきとりを満喫

見た目もさまざまなやきとりを手にした来場者は、魚市場内の広々とした飲食スペースへ。

やきとりにはやっぱりビール!

ドラフトカーのスタッフも、やきとり店に負けず提供を続けます。

至福のひとときを過ごす大人の横で、子どもたちもやきとりの食べ比べを満喫!

「おいしい!」そんな声と表情をいただきました。

長門の「おいしい」に出会える場所

長門市の名物は、やきとりだけではありません。

地元のみなさんによる物産スペース「ながと物産市場」も大きなにぎわいを見せていました。

焼きたてのアワビにサザエ、スープからチャーシューまで鶏づくしのラーメン「ながとりめん」に、青海島の「せむらかき」。元気の良い声と笑顔で市場を盛り上げます。

仙崎蒲鉾組合の販売メニューは、揚げたてのかまぼこ。

長門市で養鶏業が盛んになったのは、古くから盛んだったかまぼこの生産に伴い、鶏のエサとなる魚のアラが安く大量に手に入る環境だったからと言われています。

やきとりとかまぼこのブースが同じ会場に。長門のやきとりの歴史を感じる一場面です。

豊富な農産物とイタリアの風

やきとリンピックの前回の開催地は、イタリアのフィレンツェ。

会場となった「イタリア国立料理学校SAFFI」の生徒も、今回のやきとリンピックに合わせて来日し、「長州黒かしわ」と長門の伝統野菜「白オクラ」を使ったピザ作りに挑戦しました。

農産物の加工品が並ぶスペースでは、お米や果物を使ったお菓子が並び、特に人気を集めていたのが「長門ゆずきち」ジュース。しぼりたての果汁を使い、さわやかな酸味が夏にぴったりの1杯でした。

来場者が1つになるステージ

2日にわたって、メインステージでは多数の出演者が会場を盛り上げました。

長門市出身のシンガーソングライター・重村綾二さんの弾き語りに、長門ストリートダンス愛好会のパフォーマンス。

そして両日とも行われたのが、下関市豊北町粟野出身のTAIZOさんによる、ものまねショー。

初日は小雨の中でしたが、会場は笑いに包まれ、一気に明るくなりました。

2日目のものまねショーが終わると、来場者と一緒に記念撮影。

会場には一体感が生まれ、この日最大の盛り上がりを見せました。

日が傾きはじめた2日目の夕方、ステージもフィナーレを迎えます。

市内の吹奏楽団「楽々団」の演奏と、「みすゞ少年少女合唱団」の合唱。

最後は両団体がコラボレーションし、きれいな音と声を会場に響かせました。

2日間の来場者は約65,000人、提供された串は、全店舗合わせて11万本にものぼりました。

「やきとり」の持つ力の大きさを、あらためて実感した2日間。

鶏肉の一大産地であり、やきとり文化の根付くまちを、これからも「やきとりの聖地」として発信していきます。長門市にお越しの際は、ぜひ「やきとり」をご賞味ください。

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特集「やきとりのまち ながと」