2025年06月11日
【ながとプレミアム宿泊券】についての情報はこちら記事更新日
2025.07.14
山口県長門市にある「元乃隅神社」は、日本海をバックに123基の赤鳥居が立ち並ぶ、神秘的な景色が広がっているため、県外からも多くの観光客が訪れる人気観光スポットです。
この記事では、そんな元乃隅神社を訪れる前に知っておきたい、歴史・アクセス方法・駐車場など基本的な情報を徹底解説します。
123基の赤鳥居を含めた見どころも複数解説しているので、これから初めて神社に訪れようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)は、地元漁師の夢のお告げによって建てられた神社であり、商売繫盛を初めとしたさまざまなご利益があることから、地元の人に昔から愛されている神社です。
ここでは、元乃隅神社の基本情報や歴史、ご利益について解説します。
元乃隅神社がどんな神社か大まかに理解できるので、これから元乃隅神社に行こうか悩んでいる人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
元乃隅神社は、日本海を一望できる絶景と123基の赤鳥居が有名な神社です。
名称 |
元乃隅神社 |
住所 |
山口県長門市油谷津黄498 |
電話番号 |
0837-26-0708(観光案内所「YUKUTE」) |
休日 |
年中無休 |
参拝時間 |
7:00~16:30 |
参拝料金 |
無料 |
その他 |
駐車場 |
元乃隅神社は、1955年に地元の漁師さんが夢のお告げを受けて創設されました。
創設初期はお堂しかありませんでしたが、1958年に祠を建立し、1987年から1997年にかけて今の社殿が整備され、その時に123基の赤鳥居も奉納されています。
赤鳥居が奉納されて以降、神秘的な景色が見られる神社として広く知られるようになり、令和に入ってからは国内だけでなく、海外からも多くの観光客が訪れる人気の神社になっています。
元乃隅神社には、商売繁盛をはじめとした多くのご利益が得られると信仰されています。
漁村の守り神を祀っていることから、大漁や海上安全など海とゆかりの深いご利益があるだけでなく、子宝や良縁など人生のパートナーに関係するご利益もあるため、毎年多くの人が訪れます。
元乃隅神社へのアクセス方法は複数あり、自分の旅行プランに合った移動方法を選ぶことが大切です。
ここでは、元乃隅神社へのアクセスを交通手段ごとに解説します。
自家用車を使用する場合に利用したい駐車場の情報や、公共交通機関を使用する上での注意点も解説しているので、初めて元乃隅神社に訪れる人は参考にしてみてください。
自家用車で元乃隅神社へ行く場合、必要な所要時間の目安は以下のとおりです。
元乃隅神社には第1駐車場と第2駐車場があるので、自家用車で行く場合は活用してみることをおすすめします。
|
第1駐車場 |
第2駐車場(第1駐車場が混雑する際に開放されます) |
駐車台数 |
92台(二輪車:約20台) |
24台 |
場所 |
元乃隅神社の目の前 |
元乃隅神社から約200m |
料金は第1駐車場と第2駐車場ともに同じ料金が設定されています。
なお、元乃隅神社へ行く道は細い道が多く、観光バスとも離合する場合があるためお気をつけておこしください。
元乃隅神社への直通バスは運行していないため、最寄りの駅からバスで移動するのは難しいです。
ただし、「角島・元乃隅神社を巡るバスツアー2025『ふくの旅、山口号』」のようなバスツアーに組み込まれていることもあるため、山口県の観光名所をお得に効率よくめぐりたい人は検討してみることをおすすめします。
元乃隅神社の最寄り駅は、JR山陰本線「長門市駅」方面からは「長門古市駅」、「下関駅」方面のからは「人丸駅」になります。
最寄りといっても歩いて移動できる距離ではないため、駅からはタクシーを使用して移動することをおすすめします。
▽駅からのタクシーのご案内
※訪問日時がわかっている場合は事前に電話予約されるとスムーズにご利用いただけます
元乃隅神社は複数の見どころがある神社なので、事前に境内の建物や観光スポットがあるか調査しておくと、スムーズに元乃隅神社を楽しみ尽くせます。
ここでは、元乃隅神社の見どころを4つ解説します。
有名な123基の赤鳥居から御朱印の情報まで、幅広くピックアップしているため、元乃隅神社の魅力をさまざまな角度から満喫したい人は、ぜひチェックしてみてください。
元乃隅神社には、日本海が広がるすぐ近くの断崖絶壁に、「123基の鳥居」が奉納されています。
10年以上の月日をかけて奉納された鳥居をくぐる道の長さは100m以上。多くの鳥居をくぐるだけでも神秘的な雰囲気を味わえます。
日本海の深い青、山々の美しい緑、鳥居の鮮やかな赤が見事なコントラストになっているため、ご利益があるだけでなく非常に写真映えするスポットだといえるでしょう。
「龍宮の潮吹」は元乃隅神社そばの観光スポット。特に冬季の強烈な北風で波が岩に打ち付けられ、岩の隙間から海水が吹き上がる「潮吹現象」が見られます。
海水が吹き上がる様子が、竜宮城から潮が噴出しているように見えることから、名前が付けられており、自然の力強さを感じられます。
特に冬には荒波の影響で、吹き上がる海水の高さが高くなるので、迫力ある形式をみたい人は、冬に訪れてみるとよいでしょう。
元乃隅神社には、高さが6m以上にもなる「大鳥居」があります。
大鳥居の上にはお賽銭箱が設置されており、投げ入れると願い事が叶うといわれています。こちらはうまくお賽銭を投げ入れようと奮闘する人が多く、赤鳥居の参道と同じく神社で人気のスポットとなっています。
なお、お賽銭箱は大鳥居の上だけでなく、鳥居の柱の部分にも設置してあるので、うまく投げ入れられない場合はこちらにお賽銭を入れてください。
元乃隅神社の御朱印は、大鳥居の近くにある無人授与所で手に入れることができます。
御朱印に、元乃隅神社が祀っている白狐がデザインされており、「愛・勝・栄・繁・幸・福・富・気・成・隆」の10種類(全12色)から選べます(※)。
自分の願いごとに関連する文字を選び、旅の思い出として御朱印帳に残してみてはいかがでしょうか。
(※)お気持ちで初穂料をお納めください(500円前後が目安です)
ここでは、元乃隅神社に関するよくある質問をQ&A方式でまとめています。
元乃隅神社は、夢に現れた白狐のお告げによって創設され、日本海沿いにある漁村の守り神として祀られています。
入場料金は無料です。
参拝時間は7:00〜16:30となっています。16:30までに神社の敷地から退出してください。なお、夜間の立入・撮影は禁止されています。
この記事では、元乃隅神社を訪れる前に知っておきたい、歴史・アクセス方法・駐車場など基本的な情報を解説しました。
元乃隅神社は日本海と赤鳥居の壮大な景色が見られることから、日本でもここだけしかない名勝地として知られています。
自然の雄大さと神社の神秘的な雰囲気を1度に体験できる、おすすめのスポットですので、山口県に訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
写真:Koichi(@Kfish1882)/協力:NICO STOP)