1.  > 
  2.  > 
  3. 「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台2021」イベントレポート

「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台2021」イベントレポート

News
  • 記事更新日:

    2021.11.26

  • ライター情報:

    長門市観光コンベンション協会

スタートは朝日を浴びながら

11月21日(日)、長門市・美祢市をめぐるサイクリングイベント「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台2021」が開催されました。

地域の「絶景」と「食」を味わいながらライドを楽しむ本大会は、2016年に初開催され、今年で6回目を迎えます。

今大会も、新型コロナウイルス感染症対策のため、参加者資格を山口県内居住者に限定し、約220名が参加。受付では検温と、各自が記載した体調チェックシートの提出が行われました。

スタッフ側も、分散受付がスムーズに行われるように参加者を誘導したり、自転車・バイクサポート班は直前の打ち合わせをしたりしていました。

そして7時40分、第1グループの参加者が順番にスタート。約116kmのライドが始まります。

峠を越えて第1エイドポイントへ

スタート地点である「道の駅センザキッチン」を背に、海沿いを走行していきます。

朝日でキラキラと光る海と同様に、参加者の笑顔もとても輝いていました。

途中、事前に設置された看板をみた地域住民の方が応援にかけつけてくれていました。

それに参加者は、手を振ったり、「ありがとうございます」と声に出したりして応えていました。

ひとつ目の難関である「山中峠」を越えて、25km地点に設置されたエイドポイント「大正洞」に到着。

美東チキンチキンごぼうの太巻き&特製甘酒をいただきました。

with秋吉台を満喫

最初のビュースポットは、美祢市の日本最大のカルスト台地にある「秋吉台カルストロード」です。

あいにくの曇り空でしたが、秋風に揺れるススキとどこまでも続くような広大な景色を満喫。景色と一緒に撮影を試みる参加者もみかけました。

スタートして45km地点。2つ目のエイドポイント「別府弁天池」に到着した頃には、薄っすらと青空が広がっていました。

こちらのメニューは、大鍋でつくられた別府弁天池の特製豚汁です。

あたたかい料理のおかげで、秋風で冷えた身体があたたまります。

恒例のランチボックスに舌鼓

エイドポイント「大正洞」を出発した参加者は、険しい道のり23kmを通過して長門市に戻ってきました。

3つ目のエイドポイントは、俵山温泉街の近くにある「俵山小学校」です。

ちょうどお昼の時間帯になるこちらのポイントでは、しっかりと昼食をとるメニューをご用意。お盆が渡され、次々と料理がのせられていきます。

テーブルに貼られていたお品書きには、

  • 里山の幸をふんだんに使ったランチボックス
    ・白飯:長門産コシヒカリの穂垂米
    ・長州鶏のゆずきちから揚げ~ながとステキ女子考案~
    ・俵山豆腐の田楽
    ・冬野菜の炒め物
    ・はなっこりー
    ・おばあちゃんの漬け物
    ・添え野菜:長門レタス、長門産トマト、長門ゆずきち小町
  • 猪肉のスープ
  • おこめプリン
  • 津田農園の梨
  • ホットゆずきち

とあり、どれもこれもおいしそうで、参加者は満面の笑みです。

お腹も満たされて体力も回復。次のエイドポイントを目指し、長門市を北上していきます。

山も海も越えて

向けられるカメラに慣れてきたのか、最高のタイミングでポーズと笑顔を見せてくれる参加者。色づいた山々の中を、颯爽と通り抜けていきます。

油谷湾にたどり着くと、大会名でもある「ブルーオーシャン」が目の前に広がります。

山も海も満喫できるのは、本大会の醍醐味でもあります。秋のおだやかな風にのって走行していく姿は、本当に気持ちよさそうでした。

4つ目のエイドポイントは、88km地点の「小田大浜キャンプ場」。

日本海のそばで、地鶏「長州黒かしわ」のチキンカレーとトウヘイ(大アナゴ)の唐揚げをいただきました。

日本海×サイクリング

日本海を眺めながらのコースが続くので、時折、撮影を行うグループをちらほら見かけました。

日本の棚田百選に選ばれている「東後畑棚田」は、ビュースポットです。

マイバイクと一緒に撮影したり、集合写真を撮影したり。昨年の参加者によると「去年は真っ白だったから、リベンジ出来て良かった」と話していました。

景色を堪能したら、101km地点にある最後のエイドポイント「日置中学校」へ。

こちらでは、長門湯本温泉の萩焼ギャラリーカフェ「cafe&pottery音」のチーズケーキやホットコーヒー、ホットジンジャーがいただけます。

エイドポイントでの記念撮影も、こちらで最後。

デザートを味わいつつ、これまでのメニューを振り返る参加者を見ていると、地域の「食」を充分に満喫されていることが伝わってきました。

笑顔が弾けるゴールの瞬間

残りは約15km。「黄波戸温泉」、最後のビュースポット「只の浜海岸」を通過し、ゴールへ。

先頭は、およそ6時間で到着。空は曇っていましたが、次々とゴールする参加者の笑顔は、最高に輝いていました。

ウィズコロナで開催した2度目の「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台2021」。全長約116kmの中、参加者の皆さんそれぞれでどのようなドラマが繰り広げられたのでしょうか。

少しでもこちらのレポートで、イベントを振り返ることが出来たり、イベントの楽しい様子をお届けできていれば幸いです。

次回こそ、青い空と青い海を満喫できる「ながとブルーオーシャンライド」でお会いしましょう。