”清風をとりまく人々“をテーマに、村田清風の甥である長州藩士「竹内正兵衛」に焦点をあてた企画展です。竹内正兵衛は幕末期に長州藩の派閥争いで処刑された「甲子殉難十一烈士(きのえねじゅんなんじゅういちれっし)(※)」の一人。これまで正兵衛の事蹟について、詳細をまとめた書物は発見されていませんでしたが、山口大学、萩博物館、正兵衛の子孫の方の協力のもと調査・収集が行われ、今回の展示につながりました。ペリー来航と開国からはじまり、馬関戦争など諸外国との争い、長州藩内の争いなどを正兵衛の視点から追うことができる展示となっています。
ぜひ足を運んでみてください。

※1864年（元治元年）、長州藩士の間で起こった派閥争いの中で処刑された藩士11人のこと