6月3日(日)、「長門湯本の宝探し」をテーマに、長門湯本温泉の魅力を多くの方に発見・体感してもらう撮影会×ウォークイベント「YUMOTO PHOTO(ゆもとふぉと)」を開催しました。
今回は、フィルムカメラを愛用し、県内で活動する4人の写真愛好家の皆さんが参加。出発地点は長門湯本駅です。
元乃隅神社や東後畑棚田をはじめ、長門市内の撮影は経験があっても、長門湯本をこうして歩くのは初めてだそう。「レトロな雰囲気」と駅舎の印象を話した皆さんは、早速記念の1枚を撮影。
駅からは約500mの距離を歩き、温泉街に向かいます。道中、湯本大橋の上から温泉街を眺めて、まず目に止まったのは、橋と河川遊歩道、そして線路とのこと。「あの場所で撮りたい」そんな声が聞こえました。
踏切が2つ同時に見えるポイント。奥で人が立っているのは線路上ではなく、温泉街から大寧寺に続く旧参道です。
温泉街を進み、「恩湯」跡地を目指します。
坂の上には「礼湯」が、階段を上がった先には「住吉神社」があります。木漏れ日が差し込む階段が見えてくると、「つい上ってみたくなる」という声が聞こえました。
ここからは河川遊歩道へ。橋の上とはまた違う景色をカメラに収めていきます。
この春に完成した「きらきら橋」そばの「雁木広場」と「飛び石」は、歩くのも写真を撮るのも楽しいポイント。
「きらきら橋」の上から撮影。
広場に座って見る景色はまた違います。
木漏れ日に彩られた階段や、橋の影。この日は、青空の下でしか見られない景色にも出会いました。
大谷山荘前の飛び石で折り返し、再び遊歩道を進みます。
街中では立ち止まり、それぞれが「撮りたい」と感じたポイントにカメラを向けます。
川沿いに生えるさまざまな木、花や実にも足が止まります。
音信川河川公園では足湯に浸かり、歩いた疲れを癒しました。
最後に向かったのは「cafe&pottery音」。
音信川に面した「置き座」で休憩しながら、約3kmの歩いてきた道のりを眺めます。
店舗や民家の軒先につけられた「湯本提灯」や、どこか懐かしい雰囲気が漂う店構えなど、ふと足を止めてみたくなるポイントが多く、参加者の皆さんには撮影を満喫していただくことができました。現像された写真が手元に届く日がとても楽しみです。
写真映えする景観を共有しながら、今後もぜひ多くの方に、カメラを通して見つける「長門湯本の宝探し」をお楽しみいただければと思います。