「にっぽん丸」をお出迎え
6月9日(土)早朝、仙崎港沖にクルーズ船「にっぽん丸」が初めて寄港しました。景色はかすんでいましたが、大きな船体を一目見ようと、道の駅センザキッチンには多くの人が集まりました。
昨日、神戸を出発した「にっぽん丸」は、4泊5日の行程で行われる「『神宿る島』沖ノ島・宗像と軍艦島、長門仙崎と天草諸島クルーズ」の2日目に、仙崎港に寄港。その後、乗船客を乗せた通船が、数回に分けて青海島観光汽船の観光船乗り場に到着しました。
仙崎に降り立った合計約370人の乗船客を出迎えたのは、手作りの旗を持ったみすゞ保育園の園児たち。
元気あふれる園児のあいさつに、乗船客の皆さんも笑顔で応えていました。
観光船乗り場を出た皆さんは、クルーズのオプショナルツアーとして、元乃隅神社や千畳敷などをめぐるバスツアーに参加したり、センザキッチンでの買い物や食事を楽しんだりと、それぞれ長門市で過ごす時間を楽しまれていました。
センザキッチンの敷地内では、やきとりの振る舞いや俵山温泉の出張足湯も行われ、人気を集めました。特に熱々のやきとりは「おいしかった」と好評で、乗船客や乗組員の皆さんに喜んでいただけました。
また、午前中には歓迎アトラクションとして、みすゞ音頭を育てる会「青波」が2度の和太鼓演奏を披露。やきとりや足湯と一緒に演奏を楽しむ方も多く見られました。
観光案内所「YUKUTE」では、この日限定でガラポンを実施。元乃隅神社の鳥居をモチーフにした「トリィネコぬいぐるみ」や俵山の地酒「ほれぼれ」、「ゆずきちゼリー」や「センザキッチン金太郎飴」などが景品のガラポンに、200人を超える皆さんが挑戦されました。
1等の「トリィネコぬいぐるみ」が出たのは、午後1時過ぎ。この日のセンザキッチンは夕方まで大きなにぎわいを見せ、乗船客の皆さんに限らず、多くの方にガラポンを楽しんでいただきました。
そして19時30分、「にっぽん丸」は次の寄港地に向けて仙崎港を出発しました。出航と同時に、空には75発の花火が打ち上げられ、「にっぽん丸」を見送りました。