イベント
みすゞ墓前祭
期間:2016年3月6日(日)
開催時間:11時00分~11時00分
主催:金子みすゞ顕彰会
童謡詩人・金子みすゞの法要が執り行われます。
童謡詩人金子みすゞは、明治36年4月11日、山口県大津郡仙崎村(現・長門市仙崎)に生まれました。本名をテルといい、大正12年6月頃(20歳くらい)から詩をつくり、雑誌に投稿を始めました。西条八十から「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛され、当時の童謡詩人のあこがれとなりましたが、26歳の若さでこの世を去ったため、その作品は散逸し、幻の童謡詩人と語り継がれるばかりでした。しかし、「日本童謡集」に載せられた「大漁」という詩に衝撃を受けた矢崎節夫氏の16年間にわたる「みすゞ探し」により、没後50年を経た昭和57年(1982)、512編の遺稿集が発見されたのです。みすゞの限りなくやさしいその魂は、多くの人々の心に広がり、時を越えて変わらないみずみずしさをもって甦ります。3月10日のみすゞの命日に合わせて仙崎の遍照寺において法要が執り行われ、全国から沢山の方が参列します。