ななびのお知らせ

nanavi_news

【東京2020オリンピック】7人制女子ラグビーブラジル代表チームキャンプレポート

記事更新日:2021.07.29

ライター情報:長門市観光コンベンション協会

ハイライト動画を毎日公開

7月11日(日)〜24日(土)の期間、長門市ではブラジルのホストタウンとして、「東京2020オリンピック競技大会」に向けた7人制女子ラグビーブラジル代表チームの事前キャンプが行われました。

キャンプ期間中は毎日、YouTubeの長門市観光情報チャンネル「ななび」や、長門市世界大会等キャンプ招致委員会のSNS(FacebookInstagram)へハイライト動画の投稿を行い、練習風景や選手の声、市民との交流イベントを通して、長門市の文化や食を楽しむ場面などをお届けしてきました。

現在はハイライト14本、インタビュー2本、ライブ配信動画1本の合計17本が公開され、ブラジル代表選手のSNSで取り上げられたり、ブラジル在住のユーザーから感謝のコメントが寄せられたりと、さまざまな形で反響があったところです。

今回は、キャンプ期間を振り返りながら、ブラジル代表チームから「Amazing!!(すばらしい)」の声をいただいた練習環境、チームを癒した長門市の温泉や食をご紹介します。

「Amazing!!」なスタジアム

このたび、ブラジル代表チームが練習を行ったのは、長門市の俵山地区にある「ヤマネスタジアム俵山」。

長門市の中心部からは片道約15km、自動車で約20分程度の距離にあり、近くには古くから湯治場として知られている「俵山温泉」があります。

ラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地となったことをきっかけに、世界基準のラグビー拠点施設として整備されたスタジアムには、天然芝のグラウンドはもちろん、ロッカールームや医務室、チームルームやデッキテラスなどを備えた2階建てのクラブハウスも隣接しています。

自然に囲まれた静かな環境は、ブラジル代表のウイリアム・ブロデリックヘッドコーチからも「すばらしい環境」との声が上がりました。

また、長門市では「ラグビー合宿誘致事業補助金」として、山口県外のラグビー競技団体が長門市内で合宿を行う場合に、1人1泊あたり1,000円、1団体あたり最大50万円を補助しています。「Amazing!!」なスタジアムをぜひ合宿にご活用ください。

チームを癒した豊かな温泉

山口県最古といわれ、約600年の歴史を持つ長門湯本温泉。

2019年9月、ラグビーワールドカップ2019に向けて、市内でキャンプを実施したカナダ代表チームと同様に、このたびのブラジル代表チームを癒したのも、こちらの温泉。ブラジル代表のラケル・コハンキャプテンからは「毎日温泉に入れることがリカバリーの助けになっている」とのコメントをいただきました。

温泉街の中心を流れる音信川沿いには、モダンな雰囲気が漂う旅館から古風なたたずまいの旅館まで、趣のある宿が軒を連ねます。感染症対策のため、選手の皆さんに歩いていただくことはできませんでしたが、2020年春に温泉街全体のリノベーションが完了し、川辺の空間でテイクアウトグルメを片手にくつろぐような、そぞろ歩きが楽しめる温泉街に生まれ変わりました。

長門湯本温泉の旅館から、練習拠点となる「ヤマネスタジアム俵山」までは自動車で約15分。長門湯本温泉〜俵山北間は自動車専用道路もあり、移動時間も快適です。また、長門市には長門湯本温泉をはじめ、5ヶ所の温泉地があり、それぞれ風情の異なる湯を楽しむことができます。

やきとりと地鶏「長州黒かしわ」

キャンプ終盤、練習を終えた選手やコーチに特別に振る舞われたのが、長門市のやきとり。

長門市は人口1万人あたりのやきとり店舗数が国内トップクラスであり、西日本有数のブロイラー生産量を誇る養鶏専門の「深川養鶏農業協同組合」もあることから、「やきとりのまち」としても知られています。新鮮な鶏肉だからこそ、塩で味わうスタイルが定着しているのも特徴です。

このたび用意されたのは、同組合の銘柄鶏である「長州どり」と、山口県産オリジナル地鶏「長州黒かしわ」の串。「長州黒かしわ」は、地鶏ならではの噛みごたえと旨味はもちろん、疲労回復に効果があるとされるイミダペプチドの含有量が高いといった特徴があり、アスリートにもおすすめの食材です。

選手にやきとりの感想を聞くと、「Delicious!!(おいしい)」と笑顔で答えていただきました。

チームは7月24日(土)に長門市を出発し、東京の選手村へ。

7月29日(木)〜31日(土)の期間、東京スタジアムで試合に臨みます。試合とあわせて、チームが長門市で過ごした時間を、ぜひハイライト動画でご覧ください。

関連リンク