長門市を舞台にした写真の物語
長門市のロケーションを紹介するフォト企画「#ながとに物語を」の公開をはじめて、約1年半。今夏、公開された話数が30話に到達しました。
この機会に、新たな魅力づくりと新しい形での魅力発信を目指している「ながとの四季とロケーションから生まれる写真の物語」の活動を振り返ります。
フォト企画について
公式ページ「YUKUTE PHOTO」をご覧ください。
2年前の冬に投稿を開始
本企画は、2019年12月に長門市のロケーションを紹介するフォト企画としてスタートしました。
単に綺麗なロケーションを紹介するのではなく、「#ながとに物語を」というテーマでポートレート撮影を実施。
そちらを1話12枚の写真の物語として、長門市観光案内所YUKUTEの公式Instagramアカウント(@yukuteyuku)にて紹介しています。
「#ながとに物語を」には物語文がなく、タイトルと12枚の写真でひとつのお話が構成されています。
また、すべてフィルム撮影というこだわりがあり、普段見慣れない質感や色合い、光の柔らかさ等をご覧いただけるのも特徴です。
ストーリーを感じさせる視点で切り取られた写真は、これまでにないながとのロケーション紹介となっています。
絵本のページをめくるようにして、自由にあなただけの物語を想像してみてください。
ながとの四季をロケーションと共に
投稿をはじめた頃は、秋シーズンに撮影された「秋の物語」をお届けしていました。
その後、四季を巡り、春夏秋冬すべてのシーズンで撮影を実施。
今では第30話(写真枚数360枚)まで公開され、ながとの四季をすべてご覧いただけるようになりました。
季節を追うごとに、これまで見つけることができなかったロケーションを発見し、まだまだ、ながとには素敵なロケーションが隠れていることが分かってきています。
ここで公開された30話の中から春夏秋冬2枚ずつ、お写真をご紹介します。
春の物語より
夏の物語より
秋の物語より
冬の物語より
本企画の楽しみ方はさまざまですが、四季を感じながらご覧いただくことはとても大きなポイントかもしれません。
公式ページ「#ながとに物語を」では、公開された物語を一覧にしてご覧いただけます。ぜひ、撮影月やロケーションも合わせて覗いてみてください。
「#ながとに物語を」をきっかけに
本企画をきっかけに、写真展への参加したりフォトコンテストで入賞したり、コラボレーション企画等も誕生しています。
2020年3月には「キヤノンの運営する撮影コミュニティーサービス『fotomoti』で開催されたフォトコンテスト」で本企画の写真が選ばれました。
- 詳しくは「『#ながとに物語を』の写真が選ばれました」をご覧ください
2021年2月には、長門市地域おこし協力隊(俵山温泉活性化プロジェクト事業担当)の岩田悠隊員による「俵山写真展@SDサロン」にて「#ながとに物語を」初の写真展を開催。
実際に写真を展示することで、来場者から直接コメントをいただいたり、撮影場所をご案内したり、いつもSNS上でご覧いただいている方との交流が生まれました。
- 詳しくは「俵山温泉にて『俵山写真展@SDサロン』開催中(※終了しています)」をご覧ください
同月には、㈱ニコンイメージングジャパンの運営するフォトライフスタイルWEBマガジン「NICO STOP」とのコラボレーション企画を実施し、写真家 岩倉しおりさんに長門市を巡っていただきました。
その際の記録撮影は、「#ながとに物語を」同様のフィルム撮影が行われています。
現在、こちらの企画で、写真家 岩倉しおりさんが撮影された写真を展示する「巡回写真展 写真家 岩倉しおりさんのながと写真旅」を開催中です。
公開記事のご紹介
- NICO STOP/写真家 岩倉しおりさんが恋した「山口・長門市」の美しい海岸線 – 「ながとブルー」と光を追い求めたフィルムの旅
- ななび/写真家 岩倉しおりさんのながと写真旅<前編>
- ななび/写真家 岩倉しおりさんのながと写真旅<後編>
2021年3月には、東京都港区にある「キヤノンオープンギャラリー1」にて、「#ながとに物語を」の写真が展示されました。
- 詳しくは「フォト企画『#ながとに物語を』の写真が展示されています(※終了しています)」をご覧ください
長門市のロケーションを紹介するフォト企画としてスタートしましたが、このように企画への参加やコラボレーション企画をすることで、より多くの方に「#ながとに物語を」を知っていただく機会となりました。
現在は「夏の物語」を投稿中
30話目となった夏の物語は、青海島にある「波の橋立」や「青海島シーサイドホテル」、「さわやか海岸」付近で撮影された写真の物語でした。
西日の差す時間~日没の時間帯に撮影され、夏の青がとても綺麗に写されています。
1話12枚の写真の物語として「1話完結型」のように見えますが、中には物語同士の繋がりもあるそうです。
各話の最後の1枚の投稿には、必ず、撮影場所とその物語に関するコメントや撮影エピソードが紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。
これからも、本企画を通して「長門にはこんなところがあるんだ」「長門で撮影してみたい」と思っていただけれるように活動を続けていきます。